異常検知アルゴリズムを利用した「ワークスタイルの変調」を検知する新機能の提供を開始
従業員1人1人の働き方の変化を把握し、多様で柔軟な働き方の定常化をサポート
2019.10.08
HuRAid株式会社(フレイド株式会社 本社:東京都台東区 代表取締役 鈴木辰徳 以下、HuRAid)は、働き方改革をサポートするリテンションクラウドサービス「HuRAid勤怠分析」の新機能として、「ワークスタイルの変調」を検知する機能の提供を開始いたしました。
「ワークスタイルの変調」検知機能開発の経緯
これまでHuRAid勤怠分析では、「従業員ごとの離職リスクの視覚化機能」・「勤怠分析機能」・「ストレスチェック機能」等を提供し、導入企業様においては離職防止・メンタル不調防止・勤怠マネジメント強化をサポートしてまいりました。
一方で、昨今の働き方改革における従業員1人1人の事情に応じた多様で柔軟な働き方に対して、上記の課題・機能もより従業員個人の働き方に即した分析サービスの提供の必要性も強く感じておりました。例えば、働き方改革の重要事項である長時間労働の抑止は、メンタル不調・離職率の低下、従業員満足度の向上に繋がる側面があるが、その一方で「もっと働きたい・会社に貢献したい」という従業員のモチベーションの阻害要因にも繋がるのではないかと考えています。事実、当社が提供しているサービス内で離職リスクの高い従業員の残業時間は中期的な減少傾向があることが分かっております。重要なのは、従業員1人1人のワークスタイルを適切に常態化することにあるのではないかと考えております。
この度、提供を開始する「ワークスタイルの変調」を検知する機能は、従業員ごとの常態化しているワークスタイルと大きく乖離している勤怠行動をAIが自動検知し、それを適切に是正するためのサポートを目的としています。
「ワークスタイルの変調」を検知する機能概要
本機能は、勤怠システム上で取得可能な13の勤怠項目に対して従業員個人ごとにAIが定常的な勤怠行動を学習します。その学習結果に対して、直近の勤怠行動に変調的な行動が発生した時、労務担当者にアラートをあげます(図1)。また、部署ごと・社員属性ごとに検知されている項目を視覚化する(図2)ことによって、社内で課題がある部署・社員属性を特定し、労働環境・業務量/内容の見直しに活用していただきます。
本機能の期待効果
当社はこれまで、離職・メンタル不調と勤怠データの関係をベースにリテンションサービス「HuRAid勤怠分析」を提供してきました。本機能に関しても、ワークスタイルの変調が検知された従業員は、検知されていない従業員と比べて、2〜5倍程度の離職・メンタル不調リスクがあることが分かっております。社内での働き方改革、離職・メンタル不調防止策への根拠、具体的な改善施策への活用を期待しております。
HuRAid株式会社 会社概要
住所 | 東京都台東区台東1-36-4 第2ファスナービル5階 |
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代表者 | 代表取締役 鈴木 辰徳 |
事業内容 | クラウドサービス「HuRAid勤怠分析」・「HuRAid勤怠管理」開発・提供 人事労務データ分析コンサルティング |
ホームページ | https://huraid.co.jp/ |
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